飯田大和の自然教室
<<前のページ 次のページ>>

昆虫の自由研究

 地球上の動物の中では種類や数が最も多いのが昆虫です。私たちが住んでいる地域でもまったく同じで、たくさんの種類の昆虫が生活しています。
 その昆虫を研究する場合には、@どんな昆虫を、A昆虫のどんなことを、Bどんな方法で調べ、Cどのようにまとめるかなどを考えておくことが、良い研究を進める条件ですね。

@どんな昆虫を
 例を上げてみましょう。

 例1 1種類の昆虫を調べる。
     A トンボ類(○○に棲んでいるトンボ類)
     B 1種類のトンボだけ(○○に棲(す)んでいる○○トンボ)

 例2 いろんな昆虫を調べる。
     A ○○に棲(す)んでいる昆虫


A昆虫のどんなことを

 例1 成長を調べる
     A セミの脱皮
     B ○○チョウの成長(卵から蝶になるまで) 
 例2 どんな種類がいるか。
 例3 どんな行動をするか。ほか気付いたこと。

 例4 どんなからだのつくりになっているか。
 例5 生活している場所によって
     A 木で生活している昆虫
     B 草むらの中で生活している昆虫
     C 林の中で生活している昆虫
     D 水辺の昆虫
     E 水中の昆虫
     F 空を飛んでいる昆虫


Bどんな方法で調べる 

 例1 写真を撮る。
 例2 大きさをはかる

 例3 色の変化を調べる。
 例4 調べる場所の範囲を決める。
     家のまわり、畑、○○小川、○○川、○○林、○○海岸、草原、
     ○○公園、○○学校の敷地内、○○市・町・村内、など


Cどのようにまとめるか
   ※ どのようにまとめるかは最初に計画しておくのが良いのです。
 例1 標本にする。
 例2 デジタルカメラで撮影し記録をする。
 例3 写真集を作る。
 例4 ノートにまとめる。
    ・模造紙や画用紙にまとめるのはあまり多く書けないので良くない。

 例5 気づいたことや感想をくわしく書きましょう。