飯田大和の自然教室
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bP8 幻の野生シイタケ(2008.12)



深山に生育する幻の野生シイタケ
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 写真のキノコが “幻の野生シイタケ” です。朝倉地方の深山で偶然に見つけることができました。雑木林の中にあった朽ちかけた倒木に育っていました。

 シイタケは、クヌギ、ナラ、シイ、クリなどの広葉樹の倒木に生育しやすいそうですから、このような樹木の環境に恵まれている地域であれば多く見つけることができるかも知れません。 ただし、シイタケの菌は雑菌に弱いので、その雑菌が少ない空気のきれいな環境が必要とのことです。
☆シイタケの自然菌は、人々の生活圏には無いと断言されている方が居られます。今では雑菌が多く自然菌が駆逐されてしまったからというのがその理由です。

☆ 探し続けて約1年余り、初めて遭遇したとき "自然の神秘 と 逞しさ“ に感動しました。


傘が開く前の幼菌
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最初に発見したときの
←「幼菌」と
          「成菌」→
 です。

(10月下旬)


傘が完全に開き切った成菌
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同じ場所で2回目の遭遇

左の3個の内、中央のシイタケを採取して、傘の裏を撮影しました。

(11月下旬)


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シイタケはこの倒木に生育していました。
≪ 一寸一言 ≫
  • ぼた木(栽培用の伐採木)に鉈(なた)や斧(おの)で切り目を入れ、山中に放置しておくと自然にシイタケ菌がぼた木に付きシイタケが発生します。
  • この原理を利用した自然栽培法は,自然菌が全く付かないこともあり、ナバ(シイタケのこと)づくりは博打(バクチ)とも言われていました。
  • 自然栽培法は,昭和30年ごろから種駒による終年栽培法が急速に広まっていくにつれ、一般には消滅していきました。完全な自然栽培法に楽しみを持っている方はいずこに?
  • 人工的に栽培されたシイタケと野生のシイタケにとの明確な違いはなく、味も形状も同じと聞いています。
  • 野生シイタケは秋より春の方が多く出るようです。

< 野生シイタケに学ぶ人生訓 > 天敵の雑菌を避けて生き抜いていく姿から

適応力や開発力の強い人類は自然をむやみに踏みにじってはならない

< シイタケの分類と名称 >

分類  ハラタケ目: キシメジ科: シイタケ属  種:シイタケ
学名  Lentinula edodes (Berk.) Pegler   
和名  シイタケ
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